武蔵野マンションの概要
ヤクザの父を持つ典型的なドラ息子。父親が東京タワーの改装計画を請け負っていた為、「S君」に脅迫される。田村に依存しているような部分があり、彼と仲の良い春彦に嫉妬している。暴走族の頭だが、父に与えられたようなものらしい。脅迫を恐れて京都に転校する。
薬師丸北斗(やくしまる ほくと)
声‐堀川りょう(当時は堀川亮)
薬師丸未来路の兄。田村一登の幼馴染。京都在住。あまり物事にこだわらない性格。未来路を田村につけたが、事態が大きくなった為に身を案じて手を引く様にいうが未来路は積極的に関わりだしていく。
松平羅王蔵(まつだいら らおぞう)
声‐藤本譲
タカシの父。暴力団系の建設会社の社長。
名前は「北斗の拳」のラオウから。本作には当時人気だった(作者もハマっていたらしい)「北斗の拳」や「聖闘士星矢」のパロディが随所に見られる。息子のことは相当可愛いらしい。
彼らは高度な文明を有する異星人であり、「辺境」の地球を監視しているが、これは特に目的があってのことではないらしい。紫苑によれば基地の設備は「極めつきにレトロ」で、かなり軽視されていた事が彼の赴任の経緯からもうかがえる。彼らの身長はわずか数cmで(花とゆめコミックス2巻P134)、基地施設なども相応に小さい為、現在に至っても発見されていない。駐在メンバーは男女合わせて7人だったが、母星との通信途絶後しばらくして伝染病で全滅した。
木蓮(モクレン、コウ=ハス=セイ=テ=モク=レン(シン=ラキ=セイ=テ=モク=レン))
声‐篠原恵美
武蔵野マンション
・
武蔵野タワーズ
な女性生物学者。数億人に1人といわれる「キチェ・サージャリアン」という超能力者。植物と感情を通わせ、彼女の歌う「聖歌」は植物を急成長させる。その為何度か月基地の機能停止を招いた(大介いわく「木蓮・歌事件」)。彼らの名前が日本語の植物の名前と一致する事を発見したのは彼女である。月基地では才色兼備でしとやかな女性を取り繕っていたが、本来はおてんばで天然、感受性の強い性格。
キチェス養育施設「楽園」にて元キチェスの両親の間に生まれる。その後一般社会で両親とともに生活していたが、三歳の時母方の祖父母の養女となり(その為姓が変わっている)さらに彼らによって楽園に入園させられる。一度奪還しに来た父とともに逃亡するが、父の死により再び楽園に帰る。
その後は最長老やリアン=モードの理解を受けながら成長していく。度々楽園を脱走して、そのとき知り合った友人の父の怪我を治すため奔走するが脱走が露見し、友人の父を救えなかった事で友情は破綻し、さらに一時的ではあるがモードも遠ざけられた。これらの生い立ちを通じ、彼女は人々がキチェスに対して抱く理想像やサージャリム信仰に対して斜に構えた見方をするようになっていった。
成人後月基地の駐在員募集の情報を知り、自分で書類を作成し応募して採用され、他のメンバーとの軋轢や紫苑、玉蘭との三角関係を乗り越え紫苑と結ばれる。しかし、純潔を失ったのにキチェが消えなかった事を知った木蓮は、紫苑と正式に婚約するも基地に蔓延った伝染病で命を落とす。
木蓮は自分が亜梨子に転生した夢を見た事がある。「鼻ペチャだったけどとてもキュート」で、輪=紫苑の為に「おでん」を作る(ただしこの時点では輪=紫苑である事は読者にも伏せられていた)。夢の内容を紫苑に話している場面が、亜梨子が唯一見たムーン・ドリームである。
彼女のキィ・ワードは、想い人である
湘南 不動産
のフルネーム。物語終盤、それを知った輪は…。
紫苑(シオン、ザイ=テス=シ=オン)
声‐速水奨、幼少時代の声‐冬馬由美
衛星テス出身の戦災孤児で天才的エンジニア。「サーチェス・パワー」という超能力を持っており、テスに居た頃自衛のためとはいえパワーを使って殺人事件を起こしたことがあり、その為に孤児院に保護され育つ。生い立ちのせいもあってか、
逗子 不動産
の回転は速いが攻撃的な性格で協調性に欠けるところがある。玉蘭とは幼なじみだが、強いコンプレックスとライバル意識を持っている。玉蘭・秋海棠とは同じ学校に通っていた同級生。地球のマンガが大好き。紆余曲折の末、木蓮と結ばれる。
秋海棠の陰謀で月基地にただ独り9年もの間取り残され、狂気の淵で彼がした事とは一体…?
他の6人が短時日の内に次々と死亡し、最後まで生き残った彼が取り残された期間(9年間)がそのまま年齢差となっている事から、月基地のメンバーはいずれも死後ほどなく転生した、と推測される。
なお、紫苑も学生時代に転生後の夢を見た事がある。目覚めてから「ア=リスって誰だっけ……?」などと独白していた。だが、夢の内容はほとんど覚えていなかった様子。
彼のキィ・ワードは「早くどこかへ帰りたい」。ラズロやキャー、リアンの死以降、彼には「故郷」と感じられる場所がなくなっていた。
秋海棠(シュウカイドウ、レム=サイ=ネ=シウ=カイドウ)
声‐松本保典
医学博士。「サーチェス」を持つ超能力者。おっとりした性格で、木蓮の茶飲み友達である。基地内で発生した伝染病のワクチンを発見するが、まだ発病していなかった紫苑と木蓮のうち、紫苑だけに接種し、彼を独り取り残そうと謀った。
不動産担保ローン
が1人だけ小学生なのはこの為である。彼もまた木蓮に想いを寄せており、彼女を「汚した」紫苑が許せなかったのだという。
キィ・ワードは「夢に楽土求めたり」。地球の楽曲「流浪の民」の一節から。
玉蘭(ギョクラン、オ=アンティ=シャ=ギョク=ラン)
声‐森川智之
考古学者。シオンと同じく「サーチェス」を持つ超能力者。自身での制御が利かず、パワーを抑える為のピアスを付けている(輪によればピアスの穴を開けるときに痛くて泣いたらしい)。品行方正な優等生で、学生時代から紫苑を親友と思い、何かと世話を焼こうとしていたが、紫苑にとってはコンプレックスを刺激される事に他ならず、紫苑いわく彼は「もの凄い勘違いをしている」。木蓮に恋するが結局片想い。最初に伝染病に感染して死亡した。
キィ・ワードは「木蓮を永遠に愛す」。
なお、「玉蘭」はモクレンもしくはハクモクレンの漢名。作中、そのことを知った玉蘭は木蓮との運命を感じ、より一層好意を寄せることになるのだが、実は作者は語感のみで命名しており、その事を知らなかったらしい(花とゆめコミックス版のコラムより)。
槐(エンジュ、ト=フェコ=ロール=エン=ジュ)
声‐鷹森淑乃
古生物学者。「テレパス」の能力を持つ超能力者。内向的でおとなしい女性。
津田沼一戸建て
に叶わぬ恋心を一途に抱いている。お気に入りの地球食は「アスパラの唐揚げ」と「おろし大根」。
キィ・ワードは「玉蘭のそばにいたい」。
繻子蘭(シュスラン、ロキ=シ=アノール=シュス=ラン)
声‐松井菜桜子
科学者。槐とは大親友だが、『エンジュのお守りはもうごめん』をキィ・ワードにするほど。もっとも、槐への保護者意識は、実は誰よりも女性らしい彼女へのコンプレックスの裏返しである。少々男性不信の気がある。勝気だが、実は7人の中では一番打たれ弱い。
キィ・ワードは上記の通り。3度更新して3度とも同じにしていたという。
言語学者。月基地のリーダー。ややロマンチストで責任感が強いが、小心な面も。輪いわく、六つのハゲがあるという。本星との連絡が途絶した後、このまま月基地に閉じ込められるよりも地球へ降りようという提案を断固として却下した。
キィ・ワードは自分のフルネーム。
名前の由来は連載当時販売されていた清涼飲料水「熱血飲料」に含まれていた成分「オクタコサノール」からと思われる。
彼らは環境汚染や戦乱で人間の住めなくなった「
マンスリーマンション
」を離れ、その衛星「テス」や、仮の母星「シア」などに生活の場所を移していた。キチェ・サージャリアンの能力は、大母星の環境を再生する為のものであった。その後も彼らの文明は戦争を繰り返し、ついには星ごと消滅するに至ったらしい(月基地への通信が途絶した事からの推測である為、真相は不明)。
ラズロ(ラ=ズロ)
声‐有本欽隆
少年時代、戦場で(自衛の為ではあったが)殺人を犯した紫苑の保護監察士となる。彼のよき理解者だったが交通事故で死亡。紫苑が彼と共に暮らしたのはわずか78日間だった。
キャー
声‐林玉緒
ラズロのパートナー。ジーニャン星系の珍獣で、人間の子供並の知能を持つ。ただし言葉を話す事はできないらしい。サーチェス・パワーを「食べる」。その姿は二足歩行する人間大のネコ(ただし彼らのスケールを考慮すると実際のサイズは数cm)で、彼を初めて見た者は例外なく悲鳴をあげるところからこの名前がついた。ラズロと共に事故死。
紫苑は後に彼の同族を購入し、キャーJr.と名づける。月基地赴任の際にリアンに預けてきたが、リアンの死後は紫苑が居ない寂しさで病気になったのも手伝って動物病院の医者に引き取られた。この時紫苑とすごしたのも78日間もなかった。
リアン=カーシュ
声‐翠準子
紫苑の育った施設の長。紫苑の母親代わりだったが、彼が月基地に赴任した後に病死。
ココ=ス
声‐山崎和佳奈
紫苑、玉蘭らが通っていた学校での同級生。男性に向ける態度と女性に向ける態度がまるっきり違う、いわゆるぶりっ子で、当初紫苑にアプローチを掛けるが、その後玉蘭と付き合いだす。同じく同級生でもある繻子蘭は二人に彼女の裏の顔を説明して関わらないように警告するが、聞く耳を持たなかった。玉蘭とは月基地に赴く前に別れたという。
この件が紫苑の玉蘭に対するコンプレックスと敵意を明確なものにしており、後の木蓮と紫苑・玉蘭との三角関係にも影を落とすことになる。事情を知らない木蓮は「何故自分一人のことで二人がこんなにいがみ合うのか」と理解に苦しんだ。
最長老
声‐京田尚子
キチェ・サージャリアンのトップに位置する女性。普段は威厳ある行動と慎重な発言をするが、素顔は人のいいおばあちゃん。キチェスの中でも異端な存在として見られている木蓮を対等に扱い、木蓮も「おばあちゃん」と慕っていた。